現在位置: ホーム / OSS Now! / OSS Now! AKAI's Insight Vol.2 - 2014/10/13-19

OSS Now! AKAI's Insight Vol.2 - 2014/10/13-19

10月3 週目の気になる3つのトピックと、日本最大の総合オープンソースイベントであるオープンソースカンファレンス2014東京の動画レポートです。

OSS NOW! TV

レッドハット、Red Hat Enterprise Linux 6.6 リリース

RHEL 7が発表されたばかりのRed Hat Enterprise Linuxですが、バージョン6でも、6.6がリリースされました。バージョン6がリリースされたのは、2010年11月。およそ4年間でアップデートが6回あったということになります。今は、RHELは10年間の長期サポートを提供しています。前職時代にサポート期間を10年にする交渉を日本法人の方々と、米国本社に実施していたことを思い出します。

マイクロソフトがDockerと提携

マイクロソフトはDocker Engineを次期Windows Serverに統合。Dockerは、Linux OS上のコンテナ機能「Docker Engine」と、Dockerイメージを共有できる「DockerHub」の2つからなります。コンテナ型仮想化は、一般的なサーバ仮想化よりも軽量なのが特長で、特にクラウド環境での利用が注目視されています。特に、この数年でいっきに大きな話題を集めています。たとえば、Red Hat Enterprise Linux7のプランが発表されたころは、まだまだ、Dockerは話題になっていなかったと記憶していますが、RHEL7のリリース時には、最大の注目点となっていたほどです。今、Linux環境においては、最もホットなテクノロジーといっても過言ではありません。そのDockerの技術が、Linuxと双璧をなすサーバーOSであるWindowsServerに統合されることには、驚きを隠せません。

OpenStackの新バージョンJunoがリリース

OpenStackの新バージョンJunoがリリースされました。話題を集めるOpenStackですが、情報がわかりにくいという声を聞くことも少なからずあります。1つは、バージョンについての考え方です。OpenStackは、約半年ごとにメジャーバージョンアップが行われています。バージョン名には、いろいろな地名を使用しており、「Austin」「Bexar」「Cactus」…と、頭文字がアルファベット順に変わります。前バージョンは、Icehouseで、このバージョンは、Juno、そして次のバージョンは、Kiloとなっています。

このようにバージョン名1つとってみても、OpenStackに注目していない人には、わかりにくい状況がありますし、また、各社の取り組みや製品、サービスも様々ですから、まだまだ情報を整理するようなサイトへのアクセスやイベントへの参加者は多くなると考えています。オープンソースで先行して企業に採用されていったLinuxでは、おおよそ10年くらいはこのような状況が続いたと思います。Linuxの成功でコミュニティ運営モデルやビジネスモデルも方向性が決まってきているところがあるので、Linuxほどの長い期間は要しないでしょうが、あと数年は、このような状況続くだろうと考えています。

動画レポート:Open Source Conference  2014 Tokyo Fall

日本最大級のオープンソース総合イベント Open Source Conferenceが、東京・八王子にある明星大学で2014年10月18、19日に開催されました。2日間ともに晴天に恵まれ、日本各地から、約1500人の参加者が集まりました。