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OSS Now! AKAI's Insight Vol.4- 2014/11/03-11/09

11月2週目の気になる3つのトピックです。 先週は、OpenStack Summit in Paris 2014が開催された影響で、エンタープライズ系ニュースでは、OpenStack関連ニュースが多く取り上げられています。同じく先週大阪で開催された関西オープンフォーラム2014では、さっそく参加者が報告セッションを持っていました。今週以降は、各ベンダーのイベントや勉強会などで、OpenStack Summit in Paris の報告が行われると聞いています。また、大手ベンダー3社の2014年度上半期決算を紹介します。

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ドコモ、OpenStack Neutronの商用導入に向けた大規模実証実験に成功

NTTドコモとNECは11月4日、クラウド内の仮想サーバ間の通信に、オープンソース・ソフトウェアとパケット通信処理を行うための汎用ハードウェア、NICを効果的に組み合わせることで、通信速度を従来の最大6倍に向上できることを実証実験で確認したと発表しました。協力企業・団体として、NICT、日本仮想化技術、NTTアドバンステクノロジ、北陸先端科学技術大学院大学、東京大学、デルが挙げられています。今回の「OpenStack Neutron」の実証実験としては世界最大規模としています。

NeutronとはOpenStackの主要機能コンポーネントの1つで、仮想ネットワークの制御を行います。Neutronが制御対象のリソースは、ネットワーク、サブネット、ポート、ルーター、仮想ファイアウォール(FWaaS)や仮想ロードバランサー(LBaaS)などです。OpenStackと同時期から話題を集めているSDN (Software Defined Network) があります。OpenStackとSDN という2つのキーワードが並んだ今回の検証実験についても、今後、セミナーなどで報告が行われると聞いています。興味のある方はぜひ情報を見逃さないようにしてください。

参考URL:  https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2014/11/04_00.html

ミドクラ、OpenStack向けネットワーク仮想化ソフトウェアを オープンソース化

クラウドネットワーク仮想化ソフトウェアを提供するミドクラは、Infrastructure as a Service(IaaS)向けのネットワーク仮想化ソフト「MidoNet」のソースコードを無償で開放し、自由に入手、改変が可能なオープンソースソフトウェアとすることを発表しました。同時に、コミュニティサイトもオープンされました。こちらも、上述のOpenStack Summitに合わせて発表されたニュースです。OpenStack向けのネットワーク仮想化については、今まさに検証、導入が進み始めているという段階であり、今回のミドクラの決定は、そのような背景を踏まえて、戦略的に実施されたものだと考えられます。

参考URL:
http://www.midokura.jp/press-releases/midokura-open-sources-complete-iaas-network-virtualization-solution-openstack-community/

NEC/富士通/日立のSI事業が好業績だった中間決算


NEC/富士通/日立のハードウェアベンダー系大手が上半期の決算を発表しました。各社ともに、SI事業は好調です。しかし、富士通およびNECともに、ハードウェア事業は好調ではなおようで、昨年同期比マイナス成長となっていす。日立については、重電まで含めた事業報告ため、細かい数字までは確認できません。おおざっぱには、日本大手IT企業は好調だったが、国産といわれるハードウェア事業は不調であったといえるかもしれません。

参考URL: http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/14/509445/103000076/