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OSS Now! AKAI's Insight Vol.6 - 2014/11/17-23

今週は、久々のメジャーバージョンアップとなったSUSE Enterprise Linux 12、スパコンランキング、国内サポート市場に加えて、db tech showcase 東京2014の動画レポートです。

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ノベル、「SUSE Linux Enterprise 12」の提供開始

ノベル株式会社が、国内における最新版「SUSE Linux Enterprise 12」の提供開始を
発表しました。SUSE Linux Enterprise 12は、ダウンタイムゼロを目標に、特に高可用性を高めるための各種の新機能が実装されています。ファイルシステムとして、btfs 、管理機能としてのSnapperを利用してのフルシステムロールバック、KGraftを利用した再起動の必要がないライブパッチ、AppArmorを利用したセキュリティの強化、そして、Pacemaker/Heartbeatを利用した高可用性とディザスタリカバリを提供しています。
ますます、ミッションクリティカル領域で利用されることが増えるLinux環境においては、メインフレーム用Linuxとして利用実績の高いSUSEは1つの選択肢とあげることができます。商用Linuxがハイライトする機能が以前に比べて各社とも少しずつ違ってきているのも興味深いところがあります。

参考 http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/20141114_675943.html

スパコンランキング「TOP500」の97%はLinux、ベンダーはHP,IBMが2強

恒例のスーパーコンピュータのランキングリストTOP500が11月17日に発表されました。TOP500にランクインしているコンピュータのうち485(97%)がLinuxを搭載しています。
ベンダー別では、HPが179システム(36%)でトップ。IBMが153システム(35.2%)となっており、この2強体制がこのところずっと続いています。

TOP500は、基本的には登録されたコンピュータだけがリストに掲載されます(一部匿名になっています)。そのため、自社の投資規模を公にしたくない製造業や金融業では掲載をしてないことも多くあります(そのため、製造業が多い日本では、公開されていないシステム割合は高いのではないかと言われています)。しかし、OSの主流はLinuxであることには違いがありません。国内のスパコン関連ニュースとしては、今年9月にスパコン分野では最高峰とされる2014年のIEEEコンピュータソサイエティの「シドニー・ファーンバック記念賞」が東京工業大学 学術国際情報センター 松岡聡教授に授与されることが発表されました。エンタープライズ系ITシステムではスパコン関連のニュースは、あまり話題にならないことも多いのですが、ぜひすばらしいニュースなのでここで取り上げました。

参考 http://japan.zdnet.com/article/35056772/
参考 http://www.titech.ac.jp/news/2014/028587.html

国内ハードの保守・サポートは縮小傾向、ソフトは微増

調査会社のIDC Japanは、国内のハードウエア/ソフトウエアの保守・サポートサービス市場予測を発表しました。ハードウエアの保守・サポート市場は、2018年にかけて年平均マイナス3.4%で推移し3195億円に縮小。ソフトウエアの保守・サポート市場は、2018年にかけて年平均1.6%の成長し、4977億円に達すると予測しました。

ハードウェアの保守価格は、通常ハードウェア費用のある程度の割合となります。そのため、ハードウェアの低価格化が進むにつれて、保守価格も下がっていくことになります。今までは、低価格になったとしても、それ以上にハードウェアの出荷が伸びることによって、保守市場も成長することになっていました。今後、ハードウェアの集約化などが起こることにより、ハードウェアの保守価格は減少していくことになります。しかし、一方で、ソフトウェアの保守市場は成長するとなっています。これは、低価格サーバー上においても、ソフトウェアの重要性は下がっているわけではなく、例えば、成長するLinux市場において、そのシステムがミッションクリティカル領域に利用されればされるほど、そのサーバー上で動作するソフトウェアに対するサポートの必要性も上昇します。

参考 http://www.idcjapan.co.jp/Press/Current/20141120Apr.html

動画レポート: 株式会社インサイトテクノロジー主催、db tech showcase 東京2014 が開催

株式会社インサイトテクノロジー主催により、db tech showcase 東京2014が開催されました。主催者によれば、本イベントは次のような場であるそうです。

『db tech showcase は、世界中からトップ技術者が集まり、”データベース技術のオモテもウラも語る” をテーマに、最先端テクノロジー、現場で得たノウハウ、活用事例を共有するテクノロジーカンファレンスであり、データベースに携わるすべての技術者に「学び」「気づき」「変化」を提供する場です。』

当イベントは、スポンサー企業数: 30社、セッション数: 91、登録申込者数: 1100名以上 の規模で実施されました。

MySQL, PostgreSQL, MongoDB等のオープンソースデータベースに関連したセッションも多数あり、オープンソースエンジニアの方々も、多く参加されていました。

動画で当日の様子をレポートします。

株式会社インサイトテクノロジーURL  http://www.insight-tec.com/