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OSS Now! AKAI's Insight Vol.16 - 2015/07/27

OSS Now!は、昨今、注目を浴びつつある「マイクロサービス」に注目して、解説記事、周辺テクノロジーの動きをご紹介します。

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@IT 15周年特別企画「EJB、SOA、マイクロサービスへと至る大規模システム向けアーキテクチャの変遷」 

まず、紹介したいのは、昨今、徐々に注目を浴びつつある「マイクロサービス」についての解説記事です。

以下で紹介するニュース2本も、このマイクロサービスの動きも理解した上で、読むことで、違った1つの見方を提供することになると思うために、この記事を紹介します。

「各マイクロサービスが疎結合でありながら連携してビジネスを実現しているため、ビジネスを止めないためには、システムのプロビジョニングは素早く正確に行う必要がある」ということを理解していただければ、
PaaSやDockerなどの周辺の動きが見えてくると思います。

参考 http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1507/17/news019.html

Kubernetesバージョン1.0 リリース、Cloud Native Computing Foundation設立

グーグルがリードしてきたコンテナオーケストレーションフレームワークKubernetes のバージョン1.0がリリースされ、同時に、「Cloud Native Computing Foundation(CNCF)」が設立されました。グーグル、インテル、レッドハット、Docker、CoreOS、Cisco、IBM、Twitter、VMware、Cloud Foundry Foundationなどが参加しています。

グーグルは、KubernetesをCNCFに寄贈し、今後は、この団体が中心となって開発が進むことになります。CNCFは、最近のオープンソース関連財団の運用の流れでもあるのですが、Linux Foundation がこのCNCFを推進していくことになります。Linux Foundationの役割が、この数年急速に広がっていることも、オープンソースの浸透が背景にあると思います。

参考: http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1507/23/news095.html

レッドハットのPaaS基盤ソフト「OpenShift Enterprise 3」リリース

レッドハットは、PaaS基盤ソフト「OpenShift Enterprise 3」リリースしました。OpenShift Enterprise 3の最大の特徴は、最注目のコンテナ技術である「Docker」と上述のKubernetesをベースとして、バージョン2からアーキテクチャーを再構築したことです。Dockerベースのアプリケーションプラットフォーム上に、Webコンソール、コマンドラインツール、または統合開発環境インターフェイスなど、

開発者がアプリケーションプロジェクトを実行するために必要なツールを多数そろえています。

参考: http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/20150723_712827.html

AWSやAzureを初めとしたIaaS環境の成長、また、SalesforceやWorkdayなどに代表されるSaaSビジネスの急成長に少し遅れていましたが、PaaS周辺の環境、テクノロジー、サービスがいよいよ整ってきたといっていいでしょう。PaaSは、アプリケーション開発の経験がないとわかりにくい面があるのですが、ぜひ、今後の方向性を追いかけてほしい領域です。