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OSS Now! AKAI's Insight Vol.26 - 2015/11/06

マイクロソフトとレッドハットがAzureと.Net分野で戦略的提携を発表した件と、LibreOffice Conferenceレポートについて、取り上げました。

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マイクロソフトとレッドハットがAzureと.Net分野で戦略的提携を発表

マイクロソフトとレッドハットは、Azureと.NET分野で戦略的提携を発表しました。

Azure 上でのLinux使用比率の高さは、マイクロソフト CEO ナデラ氏から、講演などで話されていました。海外・国内のサイトを検索すると、 商用Linux ディストリビューションで大きなシェアを占めるRed Hat Enterprise Linux  (RHEL) の利用ができないことに対して、要望がたくさんあることがわかります。

今回、発表された内容は、RHELをAzure上で利用できるというだけでなく、予想を上回る大きな範囲で提携を発表したことに驚きました。プレスリリース(レッドハット社)から、一部抜粋します。

  • Azure 上でのレッドハット製品のサポート

RHELだけでなく、Red Hat JBoss Enterprise Application Platform, Red Hat JBoss Web Server, Red Hat Gluster Storage, OpenShift  を利用できるようになります。

  • ハイブリッド環境での両社製品のサポート

同じロケーションで両社のサポートチームがサポートを提供するそうです。

  • ハイブリッド環境での統合管理をサポート

CloudFormsがAzureやMicrosoft System Centerをサポート。

  • .NET CoreがRed Hat Linux Enterprise、OpenShiftをサポート

.NET CoreがRed Hat Linux Enterprise、PaaSソリューションOpenShiftをサポート

今まで、クラウドサービスでトップを走るAmazon Web Servicesにおいて、RHELがサポートされていたことで、AzureではなくAWSを利用していたユーザーもいたと思います。これが、今回の提携発表より、OS領域だけでなく、また、クラウド領域だけでなく、オンプレミス環境からパブリッククラウドまでの環境で両社ソリューションのサポートが拡大したことは、ユーザーにとって、大きな選択肢となるでしょう。

まだ、発表したばかりですので、具体的な価格などは発表されていませんが、今後の両社の取り組みには、注目だと思います。

LibreOffice Onlineが登場間近

例年、ヨーロッパで開催される「LibreOffice Conference」です。2015年はデンマーク第2の都市オーフス(Aarhus)で、9月23日から25日まで開催されました。ITPro において、現地に参加した方からレポートが上がっています。

OSS Now! では、普段、サーバー周辺のOSSを中心に取り上げています。そのため、LibreOfficeやOpenOfficeのようなクライアントソフトウェアは、ほぼ取り上げていませんでした。

今回のレポートで興味深かったのは、「LibreOffice Online」です。LibreOffice をサーバー上で動作させ、HTML5をサポートするブラウザから操作するというものです。

このレポートは、コラボレーション、品質管理など含めて、とても面白いのでぜひご覧になってください。