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OSS Now! AKAI's Insight Vol.27 - 2015/11/27

Linux Foundation主催「Enterprise User's Meeting Japan 2015」が開催されたこと、Googleが機械学習ライブラリ「TensorFlow」をオープンソースで公開したこと、オープンソースCMS「Drupal 8」リリース、Wordpress.comがアップデートことを取り上げています。OpenDaylight Executive DirectorであるNeela Jacques氏の『OSSプロジェクトは自転車ロードレースの「助け合い」に似ている』と話されたことが心に残っています。

OSS NOW! TVLinux Foundation主催「Enterprise User's Meeting Japan 2015」が開催される

2015年11月9日,The Linux Foundationは,毎年恒例となっている「Enterprise User's Meeting」を横浜で開催しました。Enterprise User's Meetingは、エンタープライズ市場におけるLinux/オープンソース活用事例を紹介するイベントです。主に海外のオープンソース先進事例や最新技術に関する講演を中心に、Linuxを活用している企業の責任者が登壇し,活用方法やオープンソースコミュニティとの関係を聞くことができるまたとない機会となっています。

今年は、海外からでは、NASAの方や、元Twitter のオープンソース責任者だったChris Aniszczyk氏の事例紹介がありました。このイベントで記憶に残った言葉は、OpenDaylight Executive DirectorであるNeela Jacques氏の『OSSプロジェクトは自転車ロードレースの「助け合い」に似ている』というものでした。どういう内容だったかは、以下のレポートをご覧ください。

参考URL: OSSプロジェクトに見る企業間の「協業と競争」は自転車ロードレース? ─「Enterprise User's Meeting Japan 2015」レポート

Googleが機械学習ライブラリ「TensorFlow」をオープンソースで公開

今、急激に機械学習周辺の動きが活発になっています。そんな中、Googleは、ディープラーニングをサポートした機械学習ライブラリ「TensorFlow」をオープンソースで公開しました。一般メディアも取り上げられています(一般向けメディアでは、機械学習 という言葉ではなく、 人工知能 のソフトウェアと記載されているところが多いようです)。

2015年後半は、IoT がバズワードとして席巻したと思います。2016年の前半は、機械学習がバズワードとして、取り上げられる可能性が大きいと思っています。

あとは、フィンテック、ブロックチェーン技術も、話題を集めるのではと思います。これらの動きを支えるソフトウェアとして、オープンソースが利用されることも大きいです。今後のオープンソースの動向を見ていく上で、注目して欲しい用語です。

参考: http://www.publickey1.jp/blog/15/googletensorflow.html

オープンソースCMS「Drupal 8」リリース、Wordpress.comがアップデート


最後は、オープンソースのCMSとして、著名な、Drupal, Wordpress 関係のニュースです。Drupalは、200以上の新機能と既存機能の強化。そして、Wordpressのオンライン版Wordpress.com は、従来のHTML/CSSベースからNode.jsベースに変更しました。ソースコードは、GitHubで公開されています。

CMSは、商用ソフトウェアとOSSが切磋琢磨した状態で利用されている状況です。大企業では、スケーラビリティやサポート体制から商用ソフトウェアが大奥、そして、OSSのCMSは、規模の大小を問わず、広く利用されています。OS,データベース、アプリケーションサーバーなどと違って、OSSのCMSはまだまだ多くの個性的なパッケージが多いことが特長で、コミュニティも多彩です。

参考:https://osdn.jp/magazine/15/11/24/180000

参考: http://jp.techcrunch.com/2015/11/25/20151123wordpress-com-goes-open-source-and-gets-a-desktop-app/