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OSS Now! AKAI's Insight Vol.31 - 2016/01/07

DB-enginesランキング:2016年1月版の紹介、機械学習やビッグデータ関係で注目されているApach Spark の新バージョン、そして、IoT関係のトピックを取り上げました。

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DB-enginesランキング:2016年1月版ではOracle,MySQL,SQL Server, MongoDB, PostgreSQLがトップ5

2016年の最初の投稿ですので、長期的なトレンドを最初に紹介したいと思います。

IDCやGartnerといった調査会社の報告書では、無償版・有償版が混在するオープンソースデータベースのシェアがわかりにくい傾向にあります。特に、プロプラエタリなデータベース製品の価格が高い傾向にあり、結果として、OSSデータベースの有償版であっても、それらに比較すると価格が安いために、売上別シェアではどうしても、低いシェアとなりますので、実態をつかみにくい傾向となるのです。

そこで、お勧めしたいのが、DB-enginesランキングというデータベースの人気度調査です。solid IT社がDB-engines.com上で、ウェブ検索結果、Google Trend、ネットでの議論が活発かどうか、求人情報などの指標を複合的に組み合わせて発表しています。

現在のトップ5は、Oracle DB, MySQL, MS SQL Server, MongoDB, PostgreSQLとなっています。ただし、トップ3と、4位、5位の差はかなり大きく開いています。MongoDBの人気が急速に高まっていることから、NoSQL需要の高まりがよく分かります。以下は、サイトに掲載されているトレンドグラフのスクリーンダンプです。

db-rank


「Apache Spark 1.6」正式リリースされる


現在、最注目OSSの一つであるSparkの新バージョンが1月4日リリースされました。詳しくは、Spark公式サイトをご覧ください。

Sparkの紹介については、本サイトのゲストブログにおいて、日本HPエバンジェリスト 古賀さんによる解説が前編後編で掲載されていますので、ご覧ください。Sparkには様々な用途があります。その中で、注目点といえば、昨年、このニュースでも紹介した今後急速な採用が進むと考えられている機械学習用基盤としての成長でしょう。実際に、この新しいバージョンでは機械学習周辺の機能強化が図られています。

 

参考:http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1601/07/news081.html

Linux FoundationがIoT関連の各種取り組みを発表

年明け恒例のイベントCESに合わせて、各社が活発なアナウンスをしています。その中で、Linux Foundation がいくつかのアナウンスをしています。自動車関係の取り組みもありますが、今、もっとも注目を集めているIoT分野においても、新しい発表がありました。1つは、AllSeen Allianceに新たに多くの企業が参加したことです。もう一つが、IoT にフォーカスした新しいイベントOpenIoT Summitを開始することを発表しました。

AllSeen Allianseとは、「活気あるエコシステムと技術コミュニティが支えるオープンで普遍的なフレームワークを利用し、IoT (Internet of Things) をサポートするさまざまな製品、システム、およびサービスの導入実現に取り組む非営利オープン ソース コンソーシアム」(Linux Foundationサイト)です。今回新しく14社が参画したそうです。

OpenIoT Summitは、2016 年 4 月 4~6 日に米国カリフォルニアで開催予定です。IoTエコシステムに関わるシステム設計者、ファームウェア開発者、ソフトウェア開発者、およびアプリケーション開発者たちが持つ特有のニーズに応えるために作られた技術イベントです。IoT分野の情報は非常に多岐にわたり、急速に増えているために、情報を追いかけることは大変ですね。

AllSeen Allianse  - https://allseenalliance.org/

◇ OpenIoT Summit -  http://events.linuxfoundation.org/events/openiot-summit