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OSS Now! AKAI's Insight Vol.33 - 2016/02/04

Walmartがオープンソースのクラウド&アプリケーション管理プラットホームOneOpsを公開したこと、レッドハット新社長の望月氏インタビュー 、Linux天気予報について、紹介しています。

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Walmartがオープンソースのクラウド&アプリケーション管理プラットホームOneOpsを公開

世界最大の小売りチェーンであるWalmartが、クラウド&アプリケーション管理プラットフォームOneOpsをオープンソースで公開しました。

OneOpsは、Microsoft Azure, Rackspace, Amazon Web Services, CenturyLink Cloud,OpenStackのクラウドを管理できるとします。

日本では、Walmartという名称でなく西友を子会社化して事業展開しています。従来から、Walmartは、先進的なIT利用で著名です。ビジネスインテリジェンスを利用した多くの伝説的な販売戦略や、流通システムの構築などは、数多くの書籍や事例になっています。

以前もこのコラムで紹介したマークアンドリューセン氏のソフトウェアが世界を飲み込んでいる」という有名な言葉がありますが、それを代表する取り組みを行っている企業の1つと言えるでしょう。

詳しくは、こちらの記事をご覧ください→「Walmartがオープンソースのクラウド&アプリケーション管理プラットホームOneOpsをローンチ」(TechCrunch) 

レッドハット新社長の望月氏インタビュー :“NoLinux”の売上比率を50%まで拡大する


先頃、レッドハット日本法人社長に就任した望月弘一氏が、ZDNet誌のインタビューに登場しています。

望月氏によれば、国内の売上の比率は以下であるとします。

国内では、売上全体に占めるRHEL事業の割合は7~8割くらいです。残り2割が「Red Hat CloudForms」などのクラウド管理製品、「JBoss xPaaS」などのミドルウェア、PaaS基盤の「OpenShift Enterprise」や「Red Hat Mobile Application Platform」などNoLinuxの売り上げです。」

それを、今後数年でNoLinuxの売上を5割程度にしたいとします。

「今後数年間で、NoLinuxの売上比率を5割程度まで拡大したい。エンタープライズIT製品の市場全体を俯瞰したとき、OSが占める割合は25%。企業の成長のために、当社は市場の残り75%にチャレンジしなくてはいけません。」

もちろん、RHELの売上を伸ばさないといっているわけではなく、RHELの売上を伸ばしつつ、さらにアグレッシブにNoLinuxの売上を伸ばすということでしょう。

1つの事業を立ち上げるには、エンドユーザーだけでなく、販売パートナーやISVを含んだエコシステム構築が必要です。RHELについては、すでにこのエコシステムが育っている状況です。NoLinuxにおいても、さまざまななエコシステムを構築する仕掛けが必要となりますので、今後の活動を見ていきたいと思います。

参考:“NoLinux”の売上比率を50%まで拡大する:レッドハット新社長の望月氏 (ZDNet)

「Linux 天気予報」(by Jonathan Corbet) をご存じですか?

LWN.net のエグゼクティブ エディター Jonathan Corbet が、定期的に更新する「Linux 天気予報」というレターがあります。こちらは、Linux の開発コミュニティで現在進行中の開発をトラッキングして、簡単に紹介します。

この中で紹介されている開発結果は、メインラインカーネルに採用され、近い将来RHELやDabianといったメジャーな Linux ディストリビューションに取り入れられていく可能性の高いものになっています。

Linux開発コミュニティの状況を日々トラッキングしていくことは、専任で開発を担当していないと大変であることをご存じの方も多いはずです。そういったときに、このLinux天気予報に目を通しておくと、今後の機能強化の方向性などが見えてきます。

参考: Linux 天気予報へようこそ

 

 

 


https://jp.linux.com/linux-community/weather-forecast