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OSS Now! AKAI's Insight Vol.34 - 2016/02/12

ブロックチェーン開発のOSSプロジェクト Hyperledger Project始動、企業におけるオープンソースソフトウェアの利用実態調査、ウェブログ解析オープンソース Piwik 2.16リリースについて、取り上げました。

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ブロックチェーン開発のOSSプロジェクト Hyperledger Project スタート

Linux Foundationは、2016年2月9日、ブロックチェーン基盤の開発を目指すオープンソースプロジェクト「Hyperledger Project」の創立メンバー30社と組織体制を発表しました。

日本からは、富士通、NTTデータ、日立製作所、NECが参加しています。

日本だけでなく、世界的にフィンテックに大きな注目が集まっています。その中でも、テクノロジーとして中核を占めるだろうとされているものが、ブロックチェーンです。

プレミアメンバーには、ベンダーだけではなく、CMEグループ、ドイツ証券取引所、JPモルガン・チェースなどの金融機関も入っていますので、ユーザーサイドからベンダーまで参画しているプロジェクトとなります。成果については、近くオープンソースとして公開されることになりますし、また、プロジェクトへの参加は、誰も可能です。


参考: ブロックチェーン開発のOSSプロジェクト始動、富士通・NTTデータ・日立・NECが参画 (ITPro)

IaaSを利用している企業の42.5%はOSSを積極的に使用していく

IDC Japan は、企業におけるオープンソースソフトウェアの利用実態調査結果を発表しました。

調査によれば、企業の規模に比例してOSSの導入率が高くなる傾向があること、Linux の次に利用されているOSSとして、MySQLが2位になっていること(利用率 53.1%) 、そして、クラウド (IaaS)を利用している企業はOSSを積極的に利用していく方針であることなどが報告されています。

個人的には、これ以外には、まだ仮想化技術のXenの利用率が多いこと(おそらく、RHEL5/CentOS5にXenが搭載されいていた時代のシステムがまだ利用されているからではないかと思います)、MongoDB/Dockerの利用比率が、すでに5%近いことが気になりました。

参考:国内企業におけるオープンソースソフトウェアの利用実態調査結果を発表  (IDC Japan)

ウェブログ解析オープンソース Piwik 2.16リリース

Piwik 2.16がリリースされました。バージョン2系の長期サポート(LTS)版となります。

B2C,B2B,公共サービスなどがウェブを中心にしたシステムになっていく中、ウェブ解析の重要さは年々高まっています。

ウェブログの解析というと、Google アナリティックスが圧倒的に利用されていると思います。しかし、SaaS型の外部サービスは使えない(例:政府関係のサイトなど)場合もよくあります。また、Googleとは違った視点から、分析を行いたい企業もあります。そういった背景なども含めて、商用のウェブ解析ツールが以前から利用されています。

しかし、オープンソースの解析ソフトウェアというと、選択肢が多いわけではありません。その中では、利用者が多いのは、Piwikでしょう。簡単な動画も公式サイトに上がっていますので、ご覧になるのはいかがでしょうか?

参考: 2系のLTS版となる「Piwik 2.16」が公開 (OSDN)