現在位置: ホーム / セキュリティ ブログ / Apache httpd に複数の脆弱性 ( CVE-2017-3167, CVE-2017-3169, CVE-2017-7659, CVE-2017-7668, CVE-2017-7679 )

Apache httpd に複数の脆弱性 ( CVE-2017-3167, CVE-2017-3169, CVE-2017-7659, CVE-2017-7668, CVE-2017-7679 )

06/19に、Apache httpdに複数の脆弱性(CVE-2017-3167, CVE-2017-3169, CVE-2017-7659, CVE-2017-7668, CVE-2017-7679 )と新しいバージョン(Apache httpd 2.4.26)が公開されました。今回は、これらの脆弱性の簡単な説明と各ディストリビューションの対応状況をまとめてみます。

こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面です。

06/19に、Apache httpdに複数の脆弱性(CVE-2017-3167, CVE-2017-3169, CVE-2017-7668, CVE-2017-7679, CVE-2017-7659 )と新しいバージョン(Apache httpd 2.4.26)が公開されました。今回は、これらの脆弱性の簡単な説明と各ディストリビューションの対応状況をまとめてみます。



Priority

Important

影響するバージョン

httpd 2.4.25以前のバージョン

修正方法

一次情報源と各ディストリビューションの情報を確認してください。

CVE概要(詳細は一次情報源のサイトをご確認ください)

  • http://httpd.apache.org/security/vulnerabilities_24.html
  • CVE-2017-3167

    • ap_get_basic_auth_pw()認証のバイパスの可能性

    • サードパーティモジュールによりap_get_basic_auth_pw()が使用されると、認証がバイパスされる可能性が有ります。

  • CVE-2017-3169

    • mod_sslのNULLポインタディリファレンスの可能性

    • HTTPSポートにHTTPリクエストが来た際に、サードパーティモジュールによりap_hook_process_connection()を呼び出した際にNULLポインタディリファレンスが引き起こされる可能性が有ります。

  • CVE-2017-7659

    • mod_http2のクラッシュの可能性

    • 2.4.25以前のhttpdでは、悪意のあるHTTP/2リクエストによりmod_http2がNULLポインタディリファレンスを引き起こし、サーバプロセスがクラッシュする可能性が有ります。

  • CVE-2017-7668

    • ap_find_token()のバッファ外読み込みの可能性

    • 2.2.32/2.4.24で追加されたHTTPのstrictパースにバグがあり、悪意のある細工されたリクエストヘッダにより、攻撃者がhttpdにセグメンテーションフォールトを引き起こすことが出きる可能性が有ります。

  • CVE-2017-7679

    • mod_mimeのバッファ外読み込みの可能性

    • 悪意のある細工されたContent-Typeレスポンスヘッダにより、mod_mimeがmod_mimeがバッファの末尾から先の1バイトを読み出すことが出来ます。


主なディストリビューションの脆弱性情報・アップデート情報

詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください


対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat Satelliteを使うと管理が便利でしょう。

Red Hat Satelliteを用いた一般的なErattaの適用は、『Red Hat Satellite 6でerrataを適用してみる』を 参考にして下さい。

また、アプリケーションの再起動が発生する場合には、pacemakerなどOSSのクラスタ製品LifeKeeperなどの商用のクラスタリング製品を使うとサービス断の時間を最小限にすることが出来ます。


セミナー情報

7/27(水)に「OSSセキュリティナイターvol.6」と題して、セキュリティのセミナーを行います。この回では、『SELinuxの現状とLinuxセキュリティ』と題してSELinuxの最新動向から実際の効果を、デモを交えて説明致します。

今回も、前回に引き続き、ゲスト講師をお招きし講演をいただきます。

https://connpass.com/event/61395/がプログラム内容と申し込みの詳細になりますので、是非お申し込み下さい。

OSSに関するお困りごとは サイオス OSSよろず相談室まで

サイオスOSSよろず相談室 では、OSSを利用する中で発生する問題に対し、長年培ってきた技術力・サポート力をもって企業のOSS活用を強力に支援します。Red Hat Enterprise Linux のほか、CentOS をご利用されている環境でのサポートも提供いたします。

タグ:
OSSよろず相談室

サイオスOSSよろず相談室(2)

問い合わせボタン