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glibcの複数の脆弱性(CVE-2017-1000408 , CVE-2017-1000409 )

12/12/2017に、glibcの複数の脆弱性が公開されました(CVE-2017-1000408 , CVE-2017-1000409 )。今回はこれらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。

こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面です。

12/12/2017に、glibcの複数の脆弱性が公開されました(CVE-2017-1000408 , CVE-2017-1000409 )。今回はこれらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。




Priority

Medium/Moderate(CVE-2017-1000409), Low(CVE-2017-1000408)

修正方法

各ディストリビューションの情報を確認してください。

CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)

  • http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2017-1000408
    • メモリリークの可能性

    • 重要度 - Low

    • glibc 2.1.1(1999年5月24日リリース)以降のglibcでLD_HWCAP_MASK環境変数を利用することでメモリリークを引き起こすかことができる可能性があります。

    • glibcでCVE-2017-1000366用のパッチを当てたバージョンではこのメモリリークを利用することが出来ません。

  • http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2017-1000409
    • バッファーオーバーフローの可能性

    • 重要度 - Medium/Moderate

    • glibc 2.5(2006年9月29日リリース)以降のglibcにはLD_LIBRARY_PATH環境変数を利用することでバッファオーバーフローを引き起こすかことができる可能性があります。

    • glibcでCVE-2017-1000366用のパッチを当てたバージョンではこのバッファオーバーフローを利用することが出来ません。



対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat Satelliteを使うと管理が便利でしょう。

Red Hat Satelliteを用いた一般的なErattaの適用は、『Red Hat Satellite 6でerrataを適用してみる』を 参考にして下さい。

また、アプリケーションやOSの再起動が発生する場合には、pacemakerなどOSSのクラスタ製品LifeKeeperなどの商用のクラスタリング製品を使うとサービス断の時間を最小限にすることが出来ます。

[参考]

http://www.openwall.com/lists/oss-security/2017/12/11/4


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