現在位置: ホーム / セキュリティ ブログ / Katello/Foremanによる運用管理 (Part2)

Katello/Foremanによる運用管理 (Part2)

前回から数回に分けて、パッチマネージメントと運用に用いることが出来る、OSSのライフサイクルソフトウェアであるKatelloの使い方を見ています。

セミナー情報


こんにちは。SIOS OSS/セキュリティ エバンジェリストの面です。

前回から数回に分けて、パッチマネージメントと運用に用いることが出来る、OSSのライフサイクルソフトウェアであるKatelloの使い方を見ています。

今回は、Katelloのインストールと設定についての続きになります。

下図のような構成を作っていきます。

Katello_Foreman_Network_1


Katello環境構築(続き)

前回でOSレベルのインストールが出来ましたので、今回からKatelloのインストールを行っていきます。

基本的なインストールは、こちらのマニュアルに沿って行っていきます。

Katelloのインストール

  1. レポジトリの設定を行います。

    まず、上述にもあるインストールマニュアルにもある通り、Katelloインストール用のレポジトリを設定します。

    今回はCentOS 7(latest)を使用するため、下記のような手順でレポジトリを登録します。

    (今回はPuppetはv.4を使用します。)

    yum -y localinstall http://fedorapeople.org/groups/katello/releases/yum/3.2/katello/el7/x86_64/katello-repos-latest.rpm
    yum -y localinstall http://yum.theforeman.org/releases/1.13/el7/x86_64/foreman-release.rpm
    yum -y localinstall https://yum.puppetlabs.com/puppetlabs-release-pc1-el-7.noarch.rpm # will install with Puppet 4
    yum -y localinstall http://dl.fedoraproject.org/pub/epel/epel-release-latest-7.noarch.rpm
    yum -y install foreman-release-scl
    
  2. レポジトリ情報のバージョンアップを行います。

    yum check-update ; yum -y update
    
  3. yumコマンドでkatelloのパッケージをインストールします。

    yum -y install katello
    
  4. katelloのパッケージをインストールします。

    [root@katello ~]# yum -y install katello
    読み込んだプラグイン:fastestmirror
    Loading mirror speeds from cached hostfile
     * base: ftp.iij.ad.jp
     * epel: mirror.premi.st
     * extras: mirror.readyspace.com
     * updates: centos.usonyx.net
    依存性の解決をしています
    --> トランザクションの確認を実行しています。
    ---> パッケージ katello.noarch 0:3.2.0-4.el7 を インストール
    --snip--
      unzip.x86_64 0:6.0-15.el7
      v8.x86_64 1:3.14.5.10-25.el7
      wget.x86_64 0:1.14-10.el7_0.1
      xalan-j2.noarch 0:2.7.1-23.el7
      xerces-j2.noarch 0:2.11.0-17.el7_0
      xml-commons-apis.noarch 0:1.4.01-16.el7
      xml-commons-resolver.noarch 0:1.2-15.el7
      xorg-x11-font-utils.x86_64 1:7.5-20.el7
      xorg-x11-fonts-Type1.noarch 0:7.5-9.el7
      yaml-cpp.x86_64 0:0.5.1-6.el7
      zip.x86_64 0:3.0-10.el7
    
    完了しました!
    
  5. "foreman-installer"を使ってkatelloサーバをインストールします。

    "foreman-installer"はここのリンクにあるように、オプションで様々な指定をしてインストールが出来ます。

    今回は、SCAPをインストールする予定ですので

    • --enable-foreman-plugin-openscap

    • --enable-foreman-proxy-plugin-openscap

    • --enable-foreman-proxy-plugin-pulp

    を指定します。また、Katelloサーバ(CentOS)上ではSELinuxが有効になっているため

    • --foreman-selinux="true"

    も指定します。また、インストール後のadminのパスワードもここのオプションで

    • --foreman-admin-password="パスワード"

    のように指定できますので、最終的には下記のようにインストールします。

    [root@katello ~]# foreman-installer --scenario katello --enable-foreman-plugin-openscap --enable-foreman-proxy-plugin-openscap --enable-foreman-proxy-plugin-pulp --foreman-selinux="true" --foreman-admin-password="sios" 
    
    --snip--
    
    Installing             Done                                               [100%]
     [...................................................................]
      Success!
      * Katello is running at https://katello.localdomain
          Initial credentials are admin / ********** 
      * To install additional capsule on separate machine continue by running:
    
          capsule-certs-generate --capsule-fqdn "$CAPSULE" --certs-tar "~/$CAPSULE-certs.tar"
    
      The full log is at /var/log/foreman-installer/katello.log
    
    
  6. インストールが完了したら、インストール完了時に出力されたURLに接続します。ユーザ名はadmin、パスワードはforeman-installerで指定したものでログインできるはずです。

    Katello_Login_1

   Katello_Login_2


まとめ

今回はKatelloサーバのインストールまでの話を紹介しました。次回は、WebUIによる、Katelloサーバのインストール後の設定を行っていきます。


OSSに関するお困りごとは サイオス OSSよろず相談室まで

サイオスOSSよろず相談室 では、OSSを利用する中で発生する問題に対し、長年培ってきた技術力・サポート力をもって企業のOSS活用を強力に支援します。Red Hat Enterprise Linux のほか、CentOS をご利用されている環境でのサポートも提供いたします。

OSSよろず相談室

サイオスOSSよろず相談室(2)

問い合わせボタン

最新の記事
OpenSSLの脆弱性 ( CVE-2017-3733 ) 2017年02月16日
linux kernelの脆弱性( CVE-2017-6001 , (was CVE-2016-6786) ) 2017年02月16日
QEMUの脆弱性( CVE-2017-2630 ) 2017年02月15日
glibcの脆弱性(CVE-2015-8982, CVE-2015-8983, CVE-2015-8984) 2017年02月15日
vimの脆弱性 ( CVE-2017-5953 ) 2017年02月14日
Oracle Javaの脆弱性(Oracle Critical Patch Update Advisory - January 2017) 2017年02月14日
libxml2の脆弱性(CVE-2017-5969) 2017年02月13日
「linux kernel-4.9」でのLSMモジュールについて 2017年02月13日
linux kernelの脆弱性( CVE-2017-5970 ) 2017年02月13日
linux kernelの脆弱性( CVE-2016-8636 ) 2017年02月12日
bind 9 に設定依存の脆弱性 ( CVE-2017-3135 ) 2017年02月09日
bashの自動補完機能の脆弱性( CVE-2017-5932 ) 2017年02月08日
spiceの脆弱性( CVE-2016-9577 , CVE-2016-9578 ) 2017年02月08日
QEMUの脆弱性( CVE-2017-5898 ) 2017年02月08日
linux kernelの脆弱性( CVE-2017-5897 ) 2017年02月08日
linux kernelの脆弱性( CVE-2016-10208 ) 2017年02月06日
ntfs-3gの脆弱性(CVE-2017-0358) 2017年02月02日
QEMUの脆弱性( CVE-2017-2615 ) 2017年02月02日
tcpdumpに複数の脆弱性(CVE-2016-7922 等) 2017年01月30日
libgdに複数の脆弱性情報 (CVE-2016-9317, CVE-2016-6912, CVE-2016-10167, CVE-2016-10168, CVE-2016-10169) 2017年01月29日
OpenSSLに複数の脆弱性 ( CVE-2017-3730 , CVE-2017-3731 , CVE-2017-3732 ) 2017年01月27日
RunCに関しての脆弱性( CVE-2016-9962 )のPoCとSELinuxによるリスクの軽減 2017年01月26日
systemdの重要な脆弱性( CVE-2016-10156 ) 2017年01月25日
linux kernelの複数の脆弱性( CVE-2016-10153, CVE-2016-10154, CVE-2017-5547, CVE-2017-5548, CVE-2017-5549, CVE-2017-5550, CVE-2017-5551) 2017年01月25日
Katello/Foremanによる運用管理 (Part2) 2017年01月24日
linux kernel(KVMを有効にしている場合)で複数の脆弱性( CVE-2016-10150, CVE-2017-2583 ) 2017年01月21日
OpenSCAP 1.2.13のリリース情報 2017年01月16日
Oracle Javaの脆弱性(CVE-2016-5542, CVE-2016-5554, CVE-2016-5582, CVE-2016-5597, CVE-2016-5573) 2017年01月13日
bind に複数の脆弱性 ( CVE-2016-9131 , CVE-2016-9147 , CVE-2016-9444 , CVE-2016-9778 ) 2017年01月12日
Dockerに特権昇格の脆弱性 ( CVE-2016-9962 ) 2017年01月11日
GnuTLS の 脆弱性 (GNUTLS-SA-2017-1 : CVE-2017-5334 , GNUTLS-SA-2017-2 : CVE-2017-5335 , CVE-2017-5336 , CVE-2017-5337 ) 2017年01月11日
OpenSSLの脆弱性(CVE-2016-7056 ) 2017年01月11日
Apache HadoopのYARN NodeManagerの脆弱性 ( CVE-2016-3086 ) 2017年01月11日
KDE Arkによる意図しないファイル実行の可能性 ( CVE-2017-5330 ) 2017年01月11日
Katello/Foremanによる運用管理 (Part1) 2017年01月10日
Libtiff に複数の脆弱性 ( CVE-2016-10092 , CVE-2016-10093 , CVE-2016-10094 , CVE-2016-10095 ) 2017年01月02日
PHPMailerの脆弱性( CVE-2016-10033 , CVE-2016-10045 ) 2016年12月28日
eximの脆弱性情報 ( CVE-2016-9963) 2016年12月25日
Xenの複数の脆弱性 ( XSA-202: CVE-2016-10024 , XSA-203: CVE-2016-10025 , XSA-204: CVE-2016-10013) 2016年12月22日
MySQLの脆弱性情報(CVE-2016-6663)のPoCとSELinux 2016年12月21日
Apache 2.4.25のリリースと複数の脆弱性情報(CVE-2016-0736 , CVE-2016-2161 , CVE-2016-5387 , CVE-2016-8740 , CVE-2016-8743 ) 2016年12月21日
OpenSSHに複数の脆弱性 ( CVE-2016-10009 , CVE-2016-10010 , CVE-2016-10011 , CVE-2016-10012 ) 2016年12月20日
squidの脆弱性情報 ( CVE-2016-10002 , CVE-2016-10003 ) 2016年12月19日
Xenの脆弱性 ( XSA-200: CVE-2016-9932 ) 2016年12月15日
tomcatに情報漏えいの脆弱性( CVE-2016-8745 ) 2016年12月12日
linux kernelの脆弱性( CVE-2016-9576 ) 2016年12月09日
linux kernelの脆弱性( CVE-2016-8655 ) 2016年12月06日
Linuxでの効果的なAntivirus の設定と運用 (第三部 効果的な運用例) 2016年12月06日
KVMでout-of-boundsメモリアクセスの脆弱性(CVE-2016-9777) 2016年12月03日
QEMUの脆弱性( CVE-2016-9776 ) 2016年12月03日
linux kernelの脆弱性( CVE-2016-8650 ) 2016年11月25日
Xenに複数の脆弱性( XSA-191 / XSA-192 / XSA- 193 / XSA-194 / XSA-195 / XSA-196 / XSA- 197 / XSA-198 ) 2016年11月23日
vim/neovimに任意のコード実行の可能性 ( CVE-2016-1248 ) 2016年11月23日
tomcatに複数の脆弱性( CVE-2016-6816, CVE-2016-6817, CVE-2016-8735 ) 2016年11月23日
ntpdにリモートからDoS攻撃を受ける脆弱性(CVE-2016-7434) 2016年11月22日
KVMでNULLポインタデリファレンスフローの脆弱性(CVE-2016-8630) 2016年11月22日
SELinuxのCIL (Part4) 2016年11月21日
bashのpopdにSegmentation faultを引き起こす脆弱性 ( CVE-2016-9401 ) 2016年11月18日
cryptsetup の、リブート時にコンソールからrootシェルを開かれる脆弱性 ( CVE-2016-4484 ) 2016年11月16日
SELinuxのsandbox環境から脱出可能な脆弱性(CVE-2016-7545) 2016年11月16日
最新の記事 - もっと...