現在位置: ホーム / セキュリティ ブログ / Katello/Foremanによる運用管理 (Part3)

Katello/Foremanによる運用管理 (Part3)

前回から数回に分けて、パッチマネージメントと運用に用いることが出来る、OSSのライフサイクルソフトウェアであるKatelloの使い方を見ています。今回は、KatelloのWebUIでの設定について記していきます。

こんにちは。SIOS OSS/セキュリティ エバンジェリストの面です。

前回から数回に分けて、パッチマネージメントと運用に用いることが出来る、OSSのライフサイクルソフトウェアであるKatelloの使い方を見ています。

今回は、Katelloの設定についての続きになります。

下図のような構成を作っていきます。

Katello_Foreman_Network_1


Katello環境構築(続き)

前回でKatelloサーバの基本的な構築が完了しましたので、今回はWebUIを使っての環境の構築を行っていきます。

基本的な構築は、RHELの製品であるRed Hat Satellite 6のインストールガイドも参照して行っていきます。

WebUIによる設定

1. Organizationの設定

  1. まず、Katelloで管理するOrganization(組織)を作成します。Katelloは複数の組織にまたがった管理が可能なため、組織を複数作成してそれぞれの管理を行うことが可能です。

    左上のDefault_Organizationを選択し、「Manage Organizations」を選択します。

    Fig1

  2. 右上の「New Organization」をクリックします。

    Fig2

  3. Name(名前)、Label(Foremanシステム内のユニークな名前)、Description(詳細)を記述し、Submitを押します。

    Fig3

  4. その組織にアサインするホストを選択します。「Manually Assign」を押します。

    Fig4

  5. 今の所はKatelloサーバのみが見えている状態です。Katelloサーバにチェックボックスを入れ、「Assign to Organization」を押します。

    Fig5

  6. 「SIOS Tech」がOrganizations内に作成されました。詳細を修正するため、「EDIT」を押します。

    Fig6

  7. 「Domains」を選択し、Select domainsでドメイン(今回はlocaldomain)を選択します。

    Fig7Fig8

  8. 今度は「Environments」を選択し、domainの時と同じように、environmentsとして「production」を選択します。

  9. 今度は「Host Groups」を選択し、この組織に入れるHostグループとして「admin」を選択します。全て修正が終わったらSubmitを押します。

  10. 「SIOS_Tech」OrganizationにHostが一つ登録されたことがわかります。

2. Locationの設定


  1. 次に、Katelloで管理するLocation(場所)を作成します。Katelloは複数の組織にまたがった管理が可能なため、組織を複数作成してそれぞれの管理を行うことが可能です。

    左上のところから、Organizationと同じように「Manage Locations」を選択します。

  2. 「New Location」を押します。

  3. Name(名前)を「Tokyo HQ」とします。

  4. Location(場所)にホストをアサインする方法を選択します。「Manually Assign」を押します。

  5. 今の所はKatelloサーバのみが見えている状態です。Katelloサーバにチェックボックスを入れ、「Assign to Location」を押します。

  6. Tokyo HQとしてホストが1つ見えている状態です。詳細を修正するため、「Edit」を押します。

  7. Organizationを選択し、このTokyo HQのロケーションとOrganizationを結びつけます。SIOS_Techを選択し、Submitを押します。

まとめ

今回はWebUIによる、Katelloサーバのインストール後の基本的な設定を行いました。次回は、これに管理対象のAgentを登録し、Erattaなどの表示と、Updateパッケージのレポジトリを作っていきます。


セキュリティ系書籍案内

技術評論社より、2/23に『【イラスト図解満載】情報セキュリティの基礎知識』が発刊されます。セキュリティの要素技術がイラスト図解でやさしく解説されており、初心者にもわかりやすくなっていますのでお薦めです。

OSSに関するお困りごとは サイオス OSSよろず相談室まで

サイオスOSSよろず相談室 では、OSSを利用する中で発生する問題に対し、長年培ってきた技術力・サポート力をもって企業のOSS活用を強力に支援します。Red Hat Enterprise Linux のほか、CentOS をご利用されている環境でのサポートも提供いたします。

OSSよろず相談室

サイオスOSSよろず相談室(2)

問い合わせボタン

最新の記事
Sambaに共有以外のファイルにアクセスされる脆弱性(CVE-2017-2619) 2017年03月24日
Subscription-managerの脆弱性( CVE-2017-2663 ) 2017年03月22日
binutilsに複数の脆弱性( CVE-2017-6965, CVE-2017-6966, CVE-2017-6969, CVE-2017-7209 , CVE-2017-7210 , CVE-2017-7223, CVE-2017-7224, CVE-2017-7225, CVE-2017-7226, CVE-2017-7227 ) 2017年03月22日
linux kernelの脆弱性( CVE-2017-7187 ) 2017年03月21日
linux kernelの脆弱性( CVE-2017-6353 , CVE-2017-5986 ) 2017年03月21日
Ubuntu 16.10のkernelの脆弱性( CVE-2017-7184 ) 2017年03月20日
pcreの脆弱性( CVE-2017-7186 ) 2017年03月20日
binutilsの脆弱性( CVE-2017-6965 , CVE-2017-6966 , CVE-2017-6969 ) 2017年03月19日
MySQL(MariaDB) 5.5/5.6のmysql clientの脆弱性( Riddle : CVE-2017-3305 ) 2017年03月18日
linux kernelの脆弱性( CVE-2017-6951 ) 2017年03月17日
Apache Struts2の脆弱性 ( CVE-2017-5638 ) 2017年03月15日
linux kernelの脆弱性( CVE-2017-6874 ) 2017年03月15日
tomcatに情報漏えいの脆弱性( CVE-2016-8747 ) 2017年03月14日
QEMUの脆弱性( CVE-2016-9603 ) (Xen: XSA-211) 2017年03月14日
lxcの脆弱性(CVE-2017-5985) 2017年03月10日
wgetの脆弱性(CVE-2017-6508) 2017年03月08日
linux kernelに特権昇格の脆弱性( CVE-2017-2636 ) 2017年03月08日
( PoC ) linux kernel特権昇格脆弱性( CVE-2017-6074 ) の暫定回避策の確認 2017年03月06日
linux kernelの脆弱性( CVE-2016-9083 , CVE-2016-9084 ) 2017年03月03日
linux kernelに複数の脆弱性( CVE-2017-6345 , CVE-2017-6346 , CVE-2017-6347 , CVE-2017-6348 ) 2017年03月01日
Katello/Foremanによる運用管理 (Part4) 2017年02月28日
util-linux / coreutils の脆弱性(CVE-2017-2616) 2017年02月24日
linux kernelの脆弱性( CVE-2017-6214 ) 2017年02月24日
linux kernelに特権昇格の脆弱性( CVE-2017-6074 ) 2017年02月23日
curlの脆弱性 ( CVE-2017-2629 ) 2017年02月22日
QEMUの脆弱性( CVE-2017-2620 ) (Xen: XSA-209) 2017年02月22日
Tomcatの脆弱性 ( CVE-2017-6056 ) 2017年02月21日
Katello/Foremanによる運用管理 (Part3) 2017年02月21日
OpenSSLの脆弱性 ( CVE-2017-3733 ) 2017年02月16日
linux kernelの脆弱性( CVE-2017-6001 , (was CVE-2016-6786) ) 2017年02月16日
QEMUの脆弱性( CVE-2017-2630 ) 2017年02月15日
glibcの脆弱性(CVE-2015-8982, CVE-2015-8983, CVE-2015-8984) 2017年02月15日
vimの脆弱性 ( CVE-2017-5953 ) 2017年02月14日
Oracle Javaの脆弱性(Oracle Critical Patch Update Advisory - January 2017) 2017年02月14日
libxml2の脆弱性(CVE-2017-5969) 2017年02月13日
「linux kernel-4.9」でのLSMモジュールについて 2017年02月13日
linux kernelの脆弱性( CVE-2017-5970 ) 2017年02月13日
linux kernelの脆弱性( CVE-2016-8636 ) 2017年02月12日
bind 9 に設定依存の脆弱性 ( CVE-2017-3135 ) 2017年02月09日
bashの自動補完機能の脆弱性( CVE-2017-5932 ) 2017年02月08日
spiceの脆弱性( CVE-2016-9577 , CVE-2016-9578 ) 2017年02月08日
QEMUの脆弱性( CVE-2017-5898 ) 2017年02月08日
linux kernelの脆弱性( CVE-2017-5897 ) 2017年02月08日
linux kernelの脆弱性( CVE-2016-10208 ) 2017年02月06日
ntfs-3gの脆弱性(CVE-2017-0358) 2017年02月02日
QEMUの脆弱性( CVE-2017-2615 ) 2017年02月02日
tcpdumpに複数の脆弱性(CVE-2016-7922 等) 2017年01月30日
libgdに複数の脆弱性情報 (CVE-2016-9317, CVE-2016-6912, CVE-2016-10167, CVE-2016-10168, CVE-2016-10169) 2017年01月29日
OpenSSLに複数の脆弱性 ( CVE-2017-3730 , CVE-2017-3731 , CVE-2017-3732 ) 2017年01月27日
RunCに関しての脆弱性( CVE-2016-9962 )のPoCとSELinuxによるリスクの軽減 2017年01月26日
systemdの重要な脆弱性( CVE-2016-10156 ) 2017年01月25日
linux kernelの複数の脆弱性( CVE-2016-10153, CVE-2016-10154, CVE-2017-5547, CVE-2017-5548, CVE-2017-5549, CVE-2017-5550, CVE-2017-5551) 2017年01月25日
Katello/Foremanによる運用管理 (Part2) 2017年01月24日
linux kernel(KVMを有効にしている場合)で複数の脆弱性( CVE-2016-10150, CVE-2017-2583 ) 2017年01月21日
OpenSCAP 1.2.13のリリース情報 2017年01月16日
Oracle Javaの脆弱性(CVE-2016-5542, CVE-2016-5554, CVE-2016-5582, CVE-2016-5597, CVE-2016-5573) 2017年01月13日
bind に複数の脆弱性 ( CVE-2016-9131 , CVE-2016-9147 , CVE-2016-9444 , CVE-2016-9778 ) 2017年01月12日
Dockerに特権昇格の脆弱性 ( CVE-2016-9962 ) 2017年01月11日
GnuTLS の 脆弱性 (GNUTLS-SA-2017-1 : CVE-2017-5334 , GNUTLS-SA-2017-2 : CVE-2017-5335 , CVE-2017-5336 , CVE-2017-5337 ) 2017年01月11日
OpenSSLの脆弱性(CVE-2016-7056 ) 2017年01月11日
最新の記事 - もっと...