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Linux Kernelに複数の脆弱性(CVE-2018-10322, CVE-2018-10323)

04/22/2018にLinux Kernelに複数の脆弱性情報(CVE-2018-10322, CVE-2018-10323)が公開されています。今回はこの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。

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こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面 和毅です。

04/22/2018にLinux Kernelに複数の脆弱性情報(CVE-2018-10322, CVE-2018-10323)が公開されています。今回はこの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。




Priority

Moderate

修正方法

各ディストリビューションの情報を確認してください。

CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)

  • http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2018-10322
    • ローカルユーザによるDoS(xfs_ilock_attr_map_sharedの不正なポインタ被参照)の可能性

    • 重要度 - Moderate

    • Linux Kernel 4.16.3までのfs/xfs/libxfs/xfs_inode_buf.c中のxfs_dinode_verify()関数では、悪意のあるローカルの攻撃者により、細工されたXFSイメージを用いてDoS(xfs_ilock_attr_map_sharedの不正なポインタ被参照)を引き起こされる可能性が有ります。

  • http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2018-10323
    • ローカルユーザによるDoS(xfs_bmapi_write のNULLポインタ被参照)の可能性

    • 重要度 - Moderate

    • Linux Kernel 4.16.3までのfs/xfs/libxfs/xfs_bmap.c中のxfs_bmap_extents_to_btree()関数では、悪意のあるローカルの攻撃者により、細工されたXFSイメージを用いてDoS(xfs_bmapi_write のNULLポインタ被参照)を引き起こされる可能性が有ります。


主なディストリビューションの対応方法

詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください


対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat Satelliteを使うと管理が便利でしょう。

Red Hat Satelliteを用いた一般的なErattaの適用は、『Red Hat Satellite 6でerrataを適用してみる』を 参考にして下さい。

また、OSの再起動が発生しますので、pacemakerなどOSSのクラスタ製品LifeKeeperなどの商用のクラスタリング製品を使うとサービス断の時間を最小限にすることが出来ます。

[参考]

http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2018-10322

http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2018-10323

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