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QEMUの脆弱性( CVE-2016-9603 ) (Xen: XSA-211)

3/15に、QEMUの脆弱性についての情報(CVE-2016-9603)が出ています。PriorityがImportantで、KVMやXenにも関わってきます(Xen Security Advisory 211 : XSA-211)ので、今回は、この脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。

こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面です。

3/15に、QEMUの脆弱性についての情報(CVE-2016-9603)が出ています。PriorityがImportantで、KVMやXenにも関わってきます(Xen Security Advisory 211)ので、今回は、この脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。

Xenでは、Xen Security Advisory 211として報告されています。



関連するCVE/XSA

CVE-2016-9603

XSA-211

Priority

Important

修正方法

各ディストリビューションの情報を確認してください。

CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)

    CVE-2016-9603

    • 悪意のあるゲストの特権ユーザによるホストのクラッシュやQemu権限での任意のコード実行の可能性

    • 重要度 - Important

    • Cirrus CLGD 54xx VGA エミュレータとVNCディスプレイドライバをサポートするようにビルドしたQEMUには、ヒープバッファーオーバーフローの問題が有ります。これはVNCクライアントがVGA操作の後にディスプレイをアップデートする際に発生する可能性が有ります。

      これを利用して、悪意のあるゲストOS管理者は、ホストをクラッシュさせたり、Qemuプロセスの権限で任意のコードを実行することが可能になります。


主なディストリビューションの対応方法

関係するパッケージのバージョンを更新する必要があります。

詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください


対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat Satelliteを使うと管理が便利でしょう。

Red Hat Satelliteを用いた一般的なErattaの適用は、『Red Hat Satellite 6でerrataを適用してみる』を参考にして下さい。

また、ホストOSの再起動が発生しますので、pacemakerなどOSSのクラスタ製品LifeKeeperなどの商用のクラスタリング製品を使うとサービス断の時間を最小限にすることが出来ます。

[参考]

Bug 1430056 - (CVE-2016-9603) CVE-2016-9603 Qemu: cirrus: heap buffer overflow via vnc connection

Xen Security Advisory 211

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