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rsyncの複数の脆弱性(CVE-2017-17433, CVE-2017-17434)

12/06/2017にrsyncの複数の脆弱性情報(CVE-2017-17433, CVE-2017-17434)が公開されました。今回はこの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。

こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面 和毅です。

12/06/2017にrsyncの複数の脆弱性情報(CVE-2017-17433, CVE-2017-17434)が公開されました。今回はこの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。




Priority

Moderate

修正方法

各ディストリビューションの情報を確認してください。

CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)

  • http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2017-17433
    • リモート攻撃者のアクセス制限迂回の可能性

    • 重要度 - Moderate

    • rsync 3.1.2と2017-12-03以前のrsync 3.1.3-developmentのデーモンでは、receiver.cのrecv_files()関数でdaemon_filter_listデータ構造体中のファイル名のチェックをする前にファイルのメタデータをアップデートするため、リモートの攻撃者が、意図したアクセス制限をバイパスすることができる可能性があります。

  • http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2017-17434
    • リモート攻撃者のアクセス制限迂回の可能性

    • 重要度 - Moderate

    • rsync 3.1.2と2017-12-03以前のrsync 3.1.3-developmentのデーモンでは、daemon_filter_listデータ構造体(receiver.c中のrecv_files()関数に有る)中のファイル名のfnamecmpをチェックせず、また"xname follows"(rsync.c中のread_ndx_and_attrs()にある)中でパスネームを見つける際にsanitize_paths保護メカニズムが適用されないため、リモートの攻撃者が、意図したアクセス制限をバイパスすることができる可能性があります。



対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat Satelliteを使うと管理が便利でしょう。

Red Hat Satelliteを用いた一般的なErattaの適用は、『Red Hat Satellite 6でerrataを適用してみる』を 参考にして下さい。

[参考]

http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2017-17433

http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2017-17434


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