現在位置: ホーム / セキュリティ ブログ / rubyのNet::FTPでのコマンドインジェクション(CVE-2017-17405)

rubyのNet::FTPでのコマンドインジェクション(CVE-2017-17405)

12/15/2017にrubyの標準添付ライブラリであるNet::FTPでのコマンドインジェクションの脆弱性情報(CVE-2017-17405)が公開されています。今回はこの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。

こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面 和毅です。

12/15/2017にrubyの標準添付ライブラリであるNet::FTPでのコマンドインジェクションの脆弱性情報(CVE-2017-17405)が公開されています。今回はこの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。



一次情報源

必ず一次情報源も御確認ください。

CVE-2017-17405: Net::FTP におけるコマンドインジェクションの脆弱性について


Priority

Moderate

修正方法

各ディストリビューションの情報を確認してください。

CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)

  • CVE-2017-17405: Net::FTP におけるコマンドインジェクションの脆弱性について

  • 攻撃者によるコード実行の可能性

  • 重要度 - Moderate

    • Ruby 2.2.8 以前の全ての Ruby 2.2 系列

    • Ruby 2.3.5 以前の全ての Ruby 2.3 系列

    • Ruby 2.4.2 以前の全ての Ruby 2.4 系列

    • Ruby 2.5.0-preview1

    • revision 61242 より前の開発版

  • Net::FTP#get,getbinaryfile,gettextfile,put,putbinaryfile,puttextfileは、Kernel#open を使用してローカルのファイルを開きます。ここで、ローカルファイルの引数がパイプ"|"で始まっていた場合、パイプ文字以降に並べられたコマンドが実行されてしまいます。ローカルファイルのデフォルト値は File.basename(remotefile) であるため、これを利用して悪意のあるFTP サーバは任意のコマンドを実行させることができます。


主なディストリビューションの対応方法

詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください


対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat Satelliteを使うと管理が便利でしょう。

Red Hat Satelliteを用いた一般的なErattaの適用は、『Red Hat Satellite 6でerrataを適用してみる』を 参考にして下さい。

[参考]

12/15/2017にrubyの標準添付ライブラリであるNet::FTPでのコマンドインジェクションの脆弱性情報(CVE-2017-17405)が公開されています。今回はこの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。

セキュリティ系連載案内

OSSに関するお困りごとは サイオス OSSよろず相談室まで

サイオスOSSよろず相談室 では、OSSを利用する中で発生する問題に対し、長年培ってきた技術力・サポート力をもって企業のOSS活用を強力に支援します。Red Hat Enterprise Linux のほか、CentOS をご利用されている環境でのサポートも提供いたします。

タグ: