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Apache Subversionの脆弱性(CVE-2017-9800)

08/11/2017にApache Subversion 1.9.7のリリースと、それ以前のApache Subversionの脆弱性情報(CVE-2017-9800)が公開されました。今回はこの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。

こんにちは。SIOS OSSエバンジェリスト/セキュリティ担当の面 和毅です。

08/11/2017にApache Subversion 1.9.7のリリースと、それ以前のApache Subversionの脆弱性情報(CVE-2017-9800)が公開されました。今回はこの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。


この脆弱性はCompromise On Checkout - Vulnerabilities in SCM Toolsの一環です。

現在の所、CVS, SVN, Gitが対象になっています。



Priority

Important

修正方法

各ディストリビューションの情報を確認してください。

CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)

  • http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2017-9800
    • svn+sshURLを用いたクライアント側での任意のコード実行の可能性

    • 重要度 - Important

    • Subversionクライアントは、レポジトリにより提供されたURLに接続しに行く時が有ります。

      これにはtreeがsvn:externalsプロパティを含んでいる際に'checkout', 'export', 'update', 'switch'といった行為を行ったという場合と、'svnsync sync'にURL引数を付けて実行した場合の二つの場合です。

      悪意をもって作成されたsvn+ssh:// URLによって、Subversionクライアントに任意のシェルコマンドを実行させることが出来ます。そのようなURLは悪意のあるユーザが信頼できるサーバに対してコミットを行って作成したり、proxyサーバを用いて作成することが出来ます。

      この脆弱性は、file://, http://, (トンネリングされてない) svn://等を使っている全てのクライアントに影響します。


主なディストリビューションの対応方法

詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください


対処方法

各ディストリビューションの案内に従い、アップデートを行ってください。全てのRed Hat製品でパッチが行き渡っているかを確認するには、Red Hat Satelliteを使うと管理が便利でしょう。

Red Hat Satelliteを用いた一般的なErattaの適用は、『Red Hat Satellite 6でerrataを適用してみる』を 参考にして下さい。

[参考]

http://subversion.apache.org/security/CVE-2017-9800-advisory.txt

講演内容募集案内

2017年10月21日-22日まで開催されるopenSUSE.Asia Summit 2017 Tokyoの講演内容募集(CFP)が始まりました。

https://news.opensuse.org/2017/07/07/opensuse-asia-summit-2017-tokyo-call-for-proposals-is-open/

講演募集の締切は8/14(月)で、日本語でも講演は可能です。

セキュリティに関してのトピックは

 
  • FLOSS Security

    • Access/Integrity control (e.g., AppArmor, IMA, Audit)

    • Cryptography

    • Vulnerability management

となってます。SUSEに関係しない一般的なものでも構いません。御応募を是非お願い致します。


セミナー情報

9/9(土)の11:00から、明星大学 日野キャンパス(多摩モノレール 「中央大学・明星大学駅」から大学まで直結。会場まで徒歩6分)にて開催されるオープンソースカンファレンス2017 Tokyo/Fallで、本ブログ執筆者の面 和毅が「上半期のOSS脆弱性総括とOSSセキュリティ技術を用いた緩和策」と題した講演を行います。OSCに参加される方、またお近くの方で御時間が有りましたら、是非ご参加下さい。

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サイオスOSSよろず相談室 では、OSSを利用する中で発生する問題に対し、長年培ってきた技術力・サポート力をもって企業のOSS活用を強力に支援します。Red Hat Enterprise Linux のほか、CentOS をご利用されている環境でのサポートも提供いたします。

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