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SUSE、「SUSE Linux Enterprise 12 Service Pack 2」を発表

顧客のイノベーションを加速し、システムの信頼性向上、厳格なセキュリティ要件への対応、新技術への適応を実現

SUSE®は世界各国の企業がオープンソース技術を用いて競争上の優位性と成長を模索する中、物理・仮想・クラウドベースのミッションクリティカルなワークロードに対応する「SUSE Linux Enterprise 12 Service Pack 2」を発表しました。SUSE Linux Enterprise 12 SP2は、世界に認められたオープンソースOSのSUSE Linux Enterprise Serverの最新版で、イノベーションを加速させ、システムの信頼性向上、厳格なセキュリティ要件への対応、新技術に適応することで、顧客企業を支援します。SUSE Linux Enterpriseは現在、フォーチュン誌が選出するグローバル100企業の3分の2以上に使用されています。

SUSEのSUSE Linux Enterprise Engineering担当バイスプレジデントであるオラフ・キルヒ(Olaf Kirch)は、次のように述べています。「SUSE Linux Enterprise 12 SP2はすでに、世界各国のパートナーとベータテスト参加企業から高く評価されています。SUSEは現在、最新のテクノロジーを活用することで、お客様が最先端のソリューションをより短期間で市場投入できるよう取り組んでいます。さらにお客様には、最大の稼働率で、かつセキュリティを確保した環境下で、ミッションクリティカルなワークロードを実行する必要があります。SUSE Linux Enterpriseの最新版では、オープンソース・ソフトウェアのあらゆる優位性を活用することで、これら2つのニーズに同時に対応できます。」

SUSE Linux Enterprise 12 SP2の強化機能は、以下の通りです。

  • Open vSwitchとDPDK(データプレーン開発キット)を融合させたソフトウェア定義型ネットワーキングにより、パケット処理能力が10倍向上。これにより、通信事業者は、仮想ネットワーク機能を効率的に実装することができます。SUSE Linux Enterpriseの広範なハイパーバイザ・サポートに加えて、DPDKの統合により、顧客企業にとっては、クラウドとオンプレミスの導入環境について、包括的な仮想化ソリューションが得られます。
  • SAPアプリケーションのより俊敏なサポート。これによって、S/4HANAへの移行の負担を軽減し、SAPアプリケーションの導入期間を短縮し、SAP HANAのチューニングによってパフォーマンスを発揮できると同時に、SAP HANAクラスタのサポート強化により、地理的なレベルでも、回復力とセキュリティを高めたSAP環境を構築できます。
  • データを数秒以内に保存し、再起動時に即座に利用可能な状態とする統合NVDIMMを使用した永続システムメモリにより、ダウンタイムを削減し、I/Oパフォーマンスを向上。
  • IBMのPower Systems LC/OpenPOWERサーバ(ベアメタルもサポート)を対象に、コスト効果に優れた高性能データ分析機能の実装能力が向上。
  • 時間とリソースを節約する「スキップサービスパック」機能により、過去のサービスパックのアップグレードを経ることなく、SUSE Linux Enterprise Server 12からSP2へと直接移行可能。
  • 連邦政府、FISMA、金融業界の顧客の厳格なセキュリティ要件に応える、継続中のFIPS 140-2認定。
  • サーバの再起動時のメモリの初期化時間を最小限に抑えつつ、IBM POWERで高可用性機能とジオクラスタリング機能をサポートすることで、大容量メモリ搭載IBM POWERベース・システムのダウンタイムを削減。
  • ARMv8-Aのサポートにより、Raspberry Pi3への対応を実現するなど、SUSE Linux Enterprise Server 12 SP2は、商用エンタープライズLinuxプラットフォームとしていち早く本アーキテクチャに対応。
  • ハイパフォーマンス・コンピューティング・ワークロードの導入に対応した、インテルの高拡張性Omni-Path Architectureをサポート。
  • SUSE Package HubとSUSE Customer Centerとの連携により、最新のパッケージと技術の利用を簡便化し、顧客企業はモジュールとパッケージのアップデートをシームレスに取得可能です。

 

SUSE Linux Enterprise Server 12プラットフォームにおいて、不可欠な要素であるNVDIMM機能は、HPEやインテルなど、パートナー企業から寄せられた情報に基づいて開発がされているため、顧客企業は早期導入によるメリットを享受できます。ヒューレット パッカード エンタープライズのプラットフォーム・ソフトウェア担当バイスプレジデントであるスコット・ファーランド(Scott Farrand)氏は、次のように述べています。「データベースや分析などの次世代アプリケーションには、かつてない高水準のパフォーマンスが求められます。緊密なコラボレーションに基づく技術開発を通じ、HPEとSUSEは、SUSE Linux Enterprise Server 12 SP2でのNVDIMM技術のサポートを実現しており、お客様は今後、次世代アプリケーションで求められる以上のパフォーマンスを発揮できるようになります。」

Lenovoの戦略的アライアンス担当ディレクターであるバーバラ・クチュリエ(Barbara Couturier)氏は、次のように述べています。「SUSE Linux Enterpriseは引き続き、ミッションクリティカルなサービスの導入時の強力な基礎となっており、両社共通のお客様は、付加価値の高いLenovoハードウェアで、最高のアップタイムとセキュリティをご活用いただけます。」

SUSE Linux Enterprise 12 SP2をベースとし、以下のソリューションが機能強化を実現しています。

  • SUSE Linux Enterprise Server
  • SUSE Linux Enterprise Server for SAP Applications
  • SUSE Linux Enterprise Server for z Systems/LinuxONE
  • SUSE Linux Enterprise Server for POWER
  • SUSE Linux Enterprise Server for ARM
  • SUSE Linux Enterprise Server for Raspberry Pi
  • SUSE Linux Enterprise High Availability ExtensionとGeo Clustering for SUSE Linux Enterprise High Availability Extension
  • SUSE Linux Enterprise Desktop
  • SUSE Linux Enterprise Workstation Extension

 

SUSE Linux Enterprise 12 SP2のイメージは、パブリッククラウド・インフラストラクチャにも対応しており、パブリッククラウド・サービスの提供や、オンプレミス環境からパブリッククラウドへの移行も、これまで以上に簡単に行えます。SUSE Linux Enterprise 12 Service Pack 2のソリューション・ファミリについての詳細は、www.suse.com/serverをご覧ください。