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UDPロードバランシング機能を追加した nginx 1.9.13 がリリース

2016年3月29日に Nginx 1.9.13 がリリースされました。 本記事では、リリース概要と参考訳をご案内しております。

2016年3月29日に Nginx 1.9.13 がリリースされました。

今回のリリースより stream module にて UDP に対応しました。依然として多くのシステム、アプリケーションはUDPを使いケースが多いため、これまでUDPには対応していないことで導入に踏み込めなかったユーザーも今回のリリースよりTCPロードバランシングをご利用頂けうようになります。

今回の機能追加により、NginxをHTTPロードバランサーから TCP/UDP ロードバランサーとして利用頂けます。またNginx Inc. のブログ記事でも今後の計画で NGINX Plus の次バージョンでも UDPロードバランシングに対応が予定されています。

以下に、nginx 1.9.13 リリース内容の参考訳を記載しますのでご確認下さい。

nginx 1.9.13 リリース内容

  • 変更:バックエンドに送られるリクエストが非冪等(非べき等)なリクエスト(POST, LOCK, PATCH) である場合、デフォルトの設定では次のサーバに渡されませんでした。
    "proxy_next_upstream" ディレクティブの "non_idempotent" パラメータが明示的に再試行するような要求を許可します。
  • 機能追加:ngx_http_proxy_module を動的に構築することができます。
  • 機能追加:stream module で UDP に対応
  • 機能追加:"aio_write"ディレクティブを追加
  • 機能追加:キャッシュマネージャは、キャッシュ内の要素の数を監視し、キャッシュキーゾーンのオーバーフローを回避しようとします。
  • バグ修正:"sendfile" および "aio" ディレクティブでサブリクエストを使用するときに "task already active" と "second aio post" の警告がログに表示される場合があります。
  • バグ修正:キャッシュが使用された場合は、"zero size buf in output" アラートがログに表示される可能性があります。そして、クライアントとの接続が途中でクローズする問題があります。
  • バグ修正:キャッシュが使用された場合はクライアントとの接続が不必要にクローズされる問題があります。
  • バグ修正:"sendfile" ディレクティブは Linux または Solaris 環境で送信するファイルが送信中に変更された場合にCPUを占有することがあります。
  • バグ修正:"sendfile" と "aio threads" ディレクティブを使用するとき、接続がハングアップすることがあります。
  • バグ修正: "proxy_pass" "fastcgi_pass" "scgi_pass" "uwsgi_pass" ディレクティブで変数を使用した場合の問題を修正
  • バグ修正:ngx_http_sub_filter_module の問題を修正
  • バグ修正:キャッシュされたバックエンド接続でエラーが発生した場合も、リクエストは関係なくproxy_next_upstream ディレクティブの次のサーバに送られていました。
  • バグ修正:Windows上の一時ファイルを作成するときに "CreateFile() failed" のエラーが出力されます。

 

原文は下記の通り

Changes with nginx 1.9.13                                        29 Mar 2016

    *) Change: non-idempotent requests (POST, LOCK, PATCH) are no longer
       passed to the next server by default if a request has been sent to a
       backend; the "non_idempotent" parameter of the "proxy_next_upstream"
       directive explicitly allows retrying such requests.

    *) Feature: the ngx_http_perl_module can be built dynamically.

    *) Feature: UDP support in the stream module.

    *) Feature: the "aio_write" directive.

    *) Feature: now cache manager monitors number of elements in caches and
       tries to avoid cache keys zone overflows.

    *) Bugfix: "task already active" and "second aio post" alerts might
       appear in logs when using the "sendfile" and "aio" directives with
       subrequests.

    *) Bugfix: "zero size buf in output" alerts might appear in logs if
       caching was used and a client closed a connection prematurely.

    *) Bugfix: connections with clients might be closed needlessly if
       caching was used.
       Thanks to Justin Li.

    *) Bugfix: nginx might hog CPU if the "sendfile" directive was used on
       Linux or Solaris and a file being sent was changed during sending.

    *) Bugfix: connections might hang when using the "sendfile" and "aio
       threads" directives.

    *) Bugfix: in the "proxy_pass", "fastcgi_pass", "scgi_pass", and
       "uwsgi_pass" directives when using variables.
       Thanks to Piotr Sikora.

    *) Bugfix: in the ngx_http_sub_filter_module.

    *) Bugfix: if an error occurred in a cached backend connection, the
       request was passed to the next server regardless of the
       proxy_next_upstream directive.

    *) Bugfix: "CreateFile() failed" errors when creating temporary files on
       Windows.

出典:http://nginx.org/en/CHANGES


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